開催日時
2023年4月22日(土)10:00〜16:30
会場:Web会議サービス「Zoom」
(URLはイベント参加お申込み後にお知らせいたします。)
参加費:無料
途中参加・退出OK
共催(企画・運営・宣伝):アカデミスト株式会社
タイムスケジュール
10:00~ 開始の挨拶・イベント概要説明
10:15~ 講演
12:10~ 昼休み企画 ぶらり理研iTHEMS散歩:ランチタイムの未来の科学雑談
13:05~ 講演
16:00〜 アフタートーク
16:30 終了予定
講演内容
名前をクリックすると、各研究者の紹介ページに遷移します
【講演概要】
宇宙の果て、と聞いたとき、皆さんはどんなことを思い浮かべますか?宇宙の端っこはどこにあって、何があるのでしょうか。また、端は端でも時間の端、宇宙の始まりや終わりはどうなっているのでしょう。そもそも、そんな「果て」が本当にいつかどこかにあるのでしょうか?素朴な、でも一見わかるはずもなさそうな問いに、私たち研究者がどう挑戦してきたかをお話します。そして「分からない」ことこそ研究者の原動力であることを、学生時代に何も分からないままアメリカに飛び出した研究者がお伝えしたいと思います。
【講演概要】
私たちの身の回りには、鳥や魚の群れ、虫の大群、体をつくる細胞の集団など、「動くもの」の集まりがたくさんあります。優雅に飛び回る鳥の群れのように、一羽や一匹の動きだけからは想像できない多様な集団の動きは、どのようなルールから生まれるのでしょうか?また、異なる集団で見られる動きのパターンに共通点はあるのでしょうか?このような疑問に答えるための研究を紹介します。
【講演概要】
スパコンってなぁに?スパコンでどんなことが分かるの?身の回りの物質をどんどん細かくしていった先に現れる不思議な世界。そこには究極の粒子「クォーク」があなたを待ち受けています。クォークがどのように物質を形作っているのか、その秘密を解き明かそうとスパコンを日々駆使して挑み続ける研究者が、日本の最新鋭スパコン「富岳」の世界と、そこで明らかになってきたクォークの姿を紹介します。
【講演概要】
私たちの身の回りのものを原子よりももっと細かく見ていくと一体何からどのようにできているのかを調べる素粒子実験。世界で最も小さいものを探るこの実験には、何kmにも及ぶ巨大な実験装置を使います。研究者を志した私に待っていたのはまるで建設作業員のような日々。そんな巨大実験施設では移動に自転車が欠かせません。この講演では自転車をキーワードに、これまで私が経験した素粒子実験の世界と、二児の母としての研究者の日常についてお話します。
【講演概要】
私たちは見たことのない小さな原子や素粒子のことを、行ったこともない遠く離れた宇宙のことを知っています。どうしてそんなことができるのでしょうか?それは宇宙が数学の言葉で書かれているからです。
では数学はどんな自然現象も記述できる完成した学問なのでしょうか? 実は人類が知っている数学はまだまだ不完全です。世界中の様々な分野の研究者と協力しながら、自分がやるべき研究を考え進めていく楽しさを、一研究者の視点からお話しできればと思います。
特別企画
12:10~13:05
昼休み企画
昨年夏に開催したオンラインイベント* から生まれた書籍『「役に立たない」研究の未来』についてiTHEMSグループディレクターの初田氏に伺います。
*オンライン座談会「『役に立たない』科学が役に立つ」開催レポート
書籍の詳細はこちらからご覧ください。
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